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2007年10月某日 某編集社会議室

 

 

 

  

「さて、なんで呼ばれたかわかるな。」(右手に264話の抜き刷り)

 

・・・、はい、・・・ゾルディックの件です。

 

「そうだ!! この絵! 矛盾してるだろうが!! 原稿チェックしたのか!?」

 

う、う、、、すみません、、、ぅ

 

「泣くな!」

 

キルア ← シルバ ← ゼノ ← ? ← マハ

誰だよ、このゼノとマハの間の人。

 

し、知りません・・・うぅぅ、誰ですか、これ?

 

「担当のお前が知らないのに俺達が知ってるわけないだろ!!」

 

ガチャ

バタン

 

スミマセン、オクレマシタ。

 

「遅い! 遅れるなら電話しろ!!」

 

スミマセン、別件デ、電話シテマシテ、

「お前に別件など、無い!!」

ハイ!

 

ゴホン、

えーっと、ちょっと整理しましょうか。 まずは今回の矛盾点を。

 

・・・グスン、

・・・はい。

ゼノの父はマハのはずでした。

今回、この間に知らないキャラが入ってます。

これはゾルディック家に向かうバスのガイドの説明に矛盾します。

次に、

マハとネテロがオナイ(同い年)っていう新設定です。

マーメンの言葉からネテロ会長の年齢は少なくとも120歳以上です。

これはハンターズ・ガイドで製作したマハの年齢98歳に矛盾します。

 

なるほど・・・。

ハンターズ・ガイドの設定は、先生にも目を通してもらってるんでしょ。

 

はい、そのはずです。

 

「とにかく、この矛盾を打開する妙案はないか?」

 

・・・。」「・・・。」「・・・。

 

 

 

 

・・・このゼノの上の人、

若き日のマハっていう設定はどうでしょ?

で、その上のマハっぽいのは、実は新キャラ。

ネテロはその新キャラと同い年。

 

「・・・うーん、

苦しいな。」

 

・・・やっぱりですか?w

 

そうですよ、何でマハだけ若返った絵なんですか。おかしいですよ。

それに、、ブフッ、新キャラにしてはマハに似過ぎでしょ。

 

・・・おい、お前が笑うな、

ブッ飛ばすぞ。

 

・・・す、すみません。

 

アヤ、聞キタイコトガアル。

 

「アヤ? 

・・・まぁいい、言ってみろ。」

 

ソレナラ何デ、コノ新キャラダケ若インデスカ?

 

「う・・・、確かに。

言われてみれば。」

 

 

まてよ、

 

・・・そうか!

この新キャラはこの時点で年齢がストップしているんだ。

つまり、

すでに死亡している。

 

「なるほど、

バスガイドを含め、ゾルディックの情報を持っている人間はその事実を知らなかったんだ。

そして一般的な常識からマハを曽祖父としたんだ。」

 

「よし!一つは解決だな。

あとは、、、マハとネテロがオナイという点だ。

これを何とかしないと。」

 

マーメンの証言が嘘だったってことにしますか?

それとも会長の発言が嘘だったことにします?

 

いやいや、待ってよ。

ハンターズ・ガイドのネテロのページに、

百歳を越えてるって明言してるぞ。

 

「ハンターズ・ガイド内で情報が矛盾するってことか・・・。

やっかいだな。

これは、まずいぞ。」

 

 

思いつきました!

マハの横のオナイっていうのは同い年っていうことではなくて、

マハのあだ名ってことでどうですか!?

 

・・・飛びすぎでしょ。

 

「そうだバカ!!

どう転んだら、マハがオナイってあだ名になるんだ!

だいたいゼノの説明の絵だろ、これ。

マハをあだ名で説明するわけないだろ!!」

 

うぅ・・・た、確かに。

 

ガチャ

バタン

 

すみません、遅れました。

 

「何やってたんだ、遅れるなら電話くらいしろ。」

 

すみません、今まで別件で電話してました。

 

「・・・そうか。 なら仕方ないな。」 

  

「・・・で、どうするんだ。

誰かいい案は無いのか?」

 

・・・あの、

もしかして今回のゾルディックの家系の件ですか?

 

「そうだ。

お前も何か思いつかないか?」

 

思いつかないもなにも・・・こんなことは想定内です。

 

「!」「」「」「

 

「そ、想定内?」

 

そうです。

だって俺達がハンターズ・ガイド編集したとき、大先生はいっぱいいっぱいでテンパってたでしょ。

新設定もやっつけで一気に作ったし、最後のチェックだってちゃんと見てたかどうか。

 

・・・確かに、編集には一切手を出さずに、最後のページのサインだけっだったような。

 

だから、ハンターズ・ガイドで追加した新設定は、

必ずいつか原作との間に矛盾が発生すると思ってました。

 

「もしかして、

何か手は打ってあったのか?」

 

もちろん。

ハンターズ・ガイドの表紙見てください。

 

「ん? 

!!

こ、これは!!?」

 

「 【ハンター協会公式発行】 ハンターズ・ガイド。 

 

そう。このハンターズ・ガイドという本、

【ハンター協会公式発行】なんです!

発行元はハンター協会という設定にしておいたんです!

 

ど、どういうことですか?

 

ハンター協会が調査した情報を、

ハンター協会が編集し公式文書として発行したという設定だ。

もし間違った情報があれば・・・

それはハンター協会の調査が間違っていたということ!

 

その通り! 

つまりこのハンターズ・ガイドの信憑性なんて最初から低くていいんです。

原作がすべて。

矛盾が生じたら、ハンター協会の調査のせいにすればいいんです!

 

「お、お前は天才か!?」

予想外デス!

 「す、すごい!

ありがとうございます!

た、助かりました!

 

「では、

これで解決だな。

ハイ、会議は終了。

オイ、議事録残すなよ。」

 

帰ろ帰ろ。

「先生はすぐ設定忘れるんだから、お前がしっかり見てろよ!」

ハイ! では、おつかれさまです。

オツカレデシター。

 

 

バタン

 

 

 

 

 

 

ふー

 

 

 

 

 

 

設定を忘れてた?

 

自分の漫画の設定を? 忘れてた?

そんなわけないだろ。

 

みんな気づいていない。

これは、大先生からのメッセージだよ。

 

 

 

原作至上主義

 

 

  

正しい情報は・・・原作のみであるということの再確認。

 

 

 

 

ガチャ

 

「おい、お前も飲みに行くだろ?」

 

 

いいっすねー、行きますか?

 

  

 

 

 

 

 

★このサイトはフィクションです。

実在の人物・団体・事件などには、一切関係ありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

  

 

 

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